マンスリーマンション（ウィークリーマンション）をビジネスで活用する！
ビジネスでマンスリーマンション（ウィークリーマンション）を有効利用する！
「マンスリーマンション」や「ウィークリーマンション」を利用する方の大半はビジネスユース。ビジネスユースというと、長期出張や単身赴任などを連想する人は多いでしょう。
しかしそれだけではありません。
コスト削減が求められる昨今、企業はマンスリーマンションやウィークリーマンションを様々なビジネスシーンで利用するようになっています。中にはマンスリーマンションやウィークリーマンションを運営する事業者が想定していなかったような利用の仕方をしている企業も登場しています。
マンスリーマンション、ウィークリーマンションをビジネスで活用するにはどんな使い方があるのでしょうか。
■長期出張、単身赴任でマンスリーマンションを利用する。
これは最も一般的なビジネスでの利用法です。
そのメリットをみていきます。
長期出張でのマンスリーマンション利用のメリット
★ビジネスホテルより料金が安い。
★ビジネスホテルより部屋が広い物件が多く、入居者の利便性にも対応できる。
★自炊することができ、入居者の経済的負担が軽減できる
単身赴任における利用のメリット
賃貸住宅の敷金・礼金・仲介手数料が不要
家具付きなので、新たに家具を購入する必要がない
2年を超える契約でも更新料が発生しない
いずれも、企業にとって経費の削減になるばかりでなく、入居する従業員にとっても居住性、経済性の点で満足感が得られるという利点があり、それが人気の理由です。
◆長期出張と単身赴任のマンスリーマンションの選び方
■マンスリーマンションを研修の宿泊先として利用
新人の導入研修や、社員を集めて研修を行う場合の宿泊先として、マンスリーマンションやウィークリーマンションを利用する企業も多く見られます。
研修というと、一般的にはホテルに宿泊し、ホテル内の会議室などを借りて行なう場合が多いのですが、それだと多額なコストがかかります。研修会場はオフィスの会議室などを使い、宿泊先をマンスリーマンションやウィークリーマンションにすることで、コストダウンが可能になるのです。
物件の探し方のポイントですが、マンスリーマンションやウィークリーマンションには、1棟のマンションの一部の部屋だけがその対象物件になっている場合と、全部が対象物件になっている場合があります。
研修での利用の場合、参加者は全員同じ物件に宿泊できる方が効率的ですので、なるべく1棟全部が対象になっている物件を探すことがコツ。
また、2人入居可の物件を借りて運用すれば、1人1部屋の場合に比べて1人あたりの賃料はほぼ半額となり、更なるコストの節約が可能となります。
■派遣作業員の宿泊先として
遠方の建設工事現場などに工事作業員や職人さんを長期間派遣するような場合にも、マンスリーマンションやウィークリーマンションを有効活用できます。
企業にとってのコスト削減効果はもとより、ホテル住まいに不慣れな作業員にとっても、自由度の高いマンスリーマンションやウィークリーマンションの利用は喜ばれることが多いようです。
物件探しのポイントとしては、現場が郊外ならば、アパートタイプのマンスリーマンションやウィークリーマンションがけっこう多いので探してみましょう。その方が賃料も安くてお勧めです。
また、一戸建ての家の各部屋を独立して貸す形式の「ゲストハウス」と呼ばれるマンスリー物件もあります。これは、入居者は各部屋を専有して使うのですが、トイレや風呂、キッチン、ダイニングなどは入居者全員が共用で使います。このタイプの住宅ですと、賃料はさらに安くなります。
■よくあるマンスリーマンションの素朴な疑問
■マンスリーマンションでのNHK受信料は！
★運営会社が、物件ごとに一括して受信料を払っている場合には、入居者は払う必要はありません。
そうでない場合には原則的に入居者が負担することになります。気になる人は予め運営会社に問い合わせた方がよいでしょう。
■マンスリーマンションの中途解約について
中途解約で退去することはもちろん可能です。ただし、
解約後の残存期間分の賃料を返還してもらえるかどうかの確認が必要です。これに関する規約は、運営各社によって違います。
全く返還しないと契約に定めている会社、退去予告期間を定めて、その期間以前に予告をすれば返還に応じるという会社もあります。契約期間が流動的な人は、予め規約について会社に確認するか、確実な最低期間で契約するようにしてください。
■マンスリーマンションの期間延長について
マンスリーマンションの場合、基本的には契約を更新することはできません。ただし、再度契約を結んで住み続けることはできます。
それは従来の契約期間後に他の契約者が居ない場合に限られます。
運営会社によっては、再契約の申し出期間を定めていたり、仮押さえの制度を設けている会社もあります。
延長する可能性のある人は事前に問い合わせておきましょう。
■マンスリーマンションでの電話（FAX)の設置について
マンスリーマンションでは、短期契約の場合、基本的にはできない会社が多くなっています。
長期契約の場合は「入居者の責任において設置し、退去時に撤去すること」という特約をつけて認める場合もあります。
また、物件によっては最初から設置されていて、プリペイド方式などで、使用した分だけ支払うというシステムも多くみられます。
■マンスリーマンションが使われている人気エリア
東京、福岡、博多、名古屋、大阪、神戸、横浜、京都、沖縄、仙台、札幌、広島、千葉、松山、北九州、、群馬、長野、山形、徳島、新潟、茨城、岩手、石川、福井、福島、大分、青森、宮崎、富山、長崎、愛媛、鳥取、和歌山、岐阜、奈良、秋田、島根など、日本全国に渡ります。
